自己の原因によるブランクからの復職事例

自己の原因によるブランクからの復職事例

自分自身に起因した理由で離職したケース

看護のお仕事にブランクが空いた理由には、自分自身に起因するものがあります。
たとえば
①生活環境の変化(結婚、妊娠・出産、子育て、親の介護、留学、病気・ケガなど)
②精神的なストレス(医療事故やミスへの不安、医療現場の緊張感)
③適性・能力、職場についていけなかった、
その他にもさまざまな理由で離職してしまったケースがあります。

自分自身に起因したブランクから復職へ動いた体験談

看護職を離れて数年経つ看護師の多くは、仕事についていけるだろうか?子育てをしながら勤務できる職場があるだろうか?急性期の対応が苦手だが、自分に適した仕事があるだろうか?などの不安があると思います。出産から子育てと10年以上のブランクが開くケースもあります。しかし、さまざまな理由で看護職から離れていても再び活躍できるのが、看護師さんが取得した国家資格です。お仕事ができる環境が整ったら、ぜひ看護師として活躍していただきたいと思います。そこで、ブランクから復職へと進めた体験談をご紹介します。
 
○数年のブランクがある
復職支援セミナーに参加し、久しぶりに白衣を着てバイタルサイン・注射・採血・輸液などを体験しました。過去に看護師として働いていたころの、忙しくも充実していた日々を思い出しました。もう一度頑張ってみたいと意欲が湧きました。
 
○就学前の子供がいる
院内託児所はあるが夜勤の際は利用できなかったりします。保育所と通勤の利便性を確認するだけで時間が過ぎていました。自分で探すのはとても効率が悪いので求人コンサルタントにお願いして、提示した条件が合う病院を探してもらったり、妥協点を話し合ったりすることができました。
 
○急性期の外来や病棟が苦手
血液などを見るのが苦手になり、看護師の職に戻れずにいました。デイサービスやリハビリ施設での求人に目を向けてみては?と友人の誘いもあり見学に行きました。にぎやかで明るい職場でのテキパキとした看護師さんの動きに、ここだったら一緒に働いてみたいと思えました。

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